アッシュ・レシュテとは?
あっしゅれしゅて
アッシュ・レシュテとは、イラン(ペルシャ)の伝統的な豆・野菜・麺入りの濃厚なスープ料理で、家庭料理として古くから親しまれています。
アッシュ・レシュテ(Ash-e Reshteh / آش رشته)とは、イランの伝統的なスープ料理(アッシュ)の一種で、小麦粉から作られた平麺(レシュテ)と複数種の豆類、ほうれん草などの青菜、ハーブを組み合わせて煮込んだ、非常に栄養価の高い料理です。アッシュとはペルシャ語で「スープ・煮込み料理」を意味し、レシュテは「麺」を指します。
材料の構成はシンプルながらも具だくさんで、ひよこ豆・レンズ豆・いんげん豆などの豆類を複数組み合わせることが多く、ほうれん草・ネギ・パセリなどの緑の野菜もたっぷりと入ります。仕上げにカシュク(乾燥ホエイを加工したイランの乳製品)や炒めた玉ねぎ、ドライミント、炒めたにんにくをのせるのが伝統的なスタイルです。
アッシュ・レシュテはイランでは特別な意味合いを持つ料理でもあります。
- 新年(ノウルーズ)や宗教的な祝日に供される縁起物の料理
- 麺(レシュテ)が「人生の糸(縁)」を象徴するとされる
- 大きな決断の前や旅立ちの際に幸運を祈って振る舞われることもある
日本ではまだ知名度は高くありませんが、イラン料理店や中東料理店で提供されることがあります。豆と麺の組み合わせによる高い満足感と、発酵乳製品カシュクの酸味が独特の風味を生み出す、栄養満点のスープです。
使い方・例文
イランのご家庭では、祝いの席や寒い日の夕食にアッシュ・レシュテが作られ、大鍋にたっぷりと煮込んで家族や来客にふるまわれます。
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