青菜とは?
あおな
「青菜」は江戸落語の演目のひとつで、夏の暑い日に旦那が使う隠語に憧れた熊さんが同じことを自宅でやろうとして失敗するおかしさを描いた噺です。
青菜(あおな)は、日本の古典落語の演目です。「芸術・文化」カテゴリに属し、江戸落語・上方落語どちらでも演じられる夏の季節噺として人気があります。
あらすじは、植木屋の熊さんが得意先の旦那宅で庭仕事をしていると、旦那が「青菜を食うか」と尋ねてくる場面から始まります。旦那は奥方を「柳陰」と呼ばれる甘い夏の酒で迎え、「鞍馬山から牛若丸が出でまして、その名を九郎判官…」という隠語を使って「菜はありません」と奥方に知らせます。風流で粋なやり取りに感心した熊さんは、自宅でもまねをしようとしますが、長屋の女房は机の下に隠れる羽目になり、熊さんが得意がって隠語を披露しようとするとすっかりすれ違いになってしまいます。
この噺の魅力は以下の点にあります。
- 旦那夫婦のしゃれた暮らしぶりと熊さん夫婦のドタバタのギャップ
- 「青菜」という言葉が隠語として機能するシュールな言語遊び
- 庶民が粋を真似しようとして空回りするおかしみ
夏の暑さを背景に小気味よいテンポで展開するため、真夏の寄席の定番演目として演じられることが多く、柳家小三治ら名人が得意とした噺としても知られています。
使い方・例文
「青菜」は落語の入門演目としてもよく挙げられており、寄席や落語会で夏になると頻繁に演じられる作品です。
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