隠語とは?
いんご
隠語とは、特定の集団内だけで通じる秘密めいた言葉で、外部の人に内容を分からなくする目的で使われる表現です。
隠語(いんご)とは、特定の職業集団・社会集団・犯罪組織・若者グループなどの内部でのみ通用する、外部の人には理解されにくい秘密的な言葉や表現のことです。内輪の言葉であることが本質的な特徴であり、内部者同士の連帯感の強化や、外部への情報漏洩防止を目的として自然発生的に生まれます。
隠語が生まれ使われる代表的な集団としては、以下のようなものがあります。
- 犯罪組織・暴力団:摘発や盗聴を避けるための符丁
- 医療・看護:患者に聞かれたくない業務連絡(現代は倫理的に問題視される場合も)
- 警察・刑務所:一般人に分からない専門用語や符丁
- 芸能・花街:業界内での慣習的表現
- 若者・サブカルチャー:仲間意識を示すための言葉
俗語との違いとして、隠語はより閉鎖的・秘匿性が高い点が挙げられます。俗語が広く流通するのに対し、隠語は特定の集団の外では意味が通じないよう意図的に作られます。ただし、警察隠語の「デカ(刑事)」や「パクる(逮捕する)」など、時代とともに一般社会に広まり俗語化した隠語も多くあります。
言語学・社会学では、集団アイデンティティや権力関係を分析する上での重要な研究対象とされています。
使い方・例文
「江戸時代の博打師たちが使っていた隠語が、現代の日常語に紛れ込んでいることがある」のように、言語史や社会集団の研究の文脈で登場します。
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