アクロポリス(アテネ)とは?
あくろぽりす(あてね)
アテネのアクロポリスとは、古代ギリシャのアテネ市中心部にそびえる丘の上に築かれた聖域で、パルテノン神殿をはじめとする世界的な遺跡群が残されています。
アクロポリス(Acropolis)はギリシャ語で「高い都市」を意味し、古代ギリシャ各地の都市国家(ポリス)において、防衛と宗教の中心となった高台を指します。なかでもアテネのアクロポリスは最も著名で、単に「アクロポリス」といえばアテネのそれを指すことがほとんどです。
海抜約156メートルの石灰岩の丘の上に位置し、青銅器時代から人が住んでいた痕跡があります。紀元前5世紀、アテネの政治家ペリクレスの主導のもと、ペルシャ戦争で破壊された神殿の跡地に大規模な再建計画が実施されました。この時期に建てられた主な建造物は以下のとおりです。
- パルテノン神殿(女神アテナを祀る)
- エレクテイオン(複数の神格を祀る)
- アテナ・ニケ神殿
- プロピュライア(正門にあたる柱廊)
これらの建築物はドーリア式・イオニア式の柱式建築の最高傑作とされ、西洋建築の原型を形成しました。1987年にはユネスコ世界文化遺産に登録されています。現在も修復・保存作業が続けられており、大理石の一部はギリシャ国内外で保管・研究されています。
使い方・例文
西洋建築史や古代ギリシャ文明を学ぶ際に必ず登場する遺跡で、観光地としても世界中から年間数百万人が訪れます。ギリシャの国章や切手にも描かれています。
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