スフィンクス(ギザ)とは?
すふぃんくす(ぎざ)
ギザのスフィンクスとは、古代エジプトのギザ台地に建つ、人間の頭部とライオンの胴体を持つ世界最大の石造彫刻です。
大スフィンクスは、エジプト・カイロ近郊のギザ台地に位置し、ギザの三大ピラミッドと並ぶ古代文明の象徴的遺構です。全長約73メートル、高さ約20メートルという巨大な一枚岩の石灰岩の岩盤を直接彫り込んで造られており、単体の石像としては世界最大級です。
その建設時期については諸説ありますが、多くのエジプト学者は古王国時代の第4王朝、ファラオ・カフラー(在位は紀元前26世紀ごろ)の治世に作られたと考えています。顔の造形がカフラー王の肖像と似ているとする説が有力で、王権と太陽神ラーを体現する神聖な守護像として機能したと考えられています。
スフィンクスはエジプト語で「シェセプ・アンク」と呼ばれ、「生きた像」を意味します。ギリシャ神話のスフィンクス(翼を持ち謎かけをする怪物)とは別物ですが、人と獣の合成という形が文化を超えて広まり、同名で定着しました。
長い歴史の中で砂漠の砂に何度も埋まり、鼻の部分など損傷が著しいですが、現在も世界中から研究者や観光客を引き寄せ、古代エジプト文明の謎と壮大さを伝え続けています。
使い方・例文
「ギザのスフィンクスはピラミッドとともに古代エジプトを代表する遺跡で、毎年世界中の観光客が訪れます。」のように、世界遺産・古代文明を語る際に登場します。
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