高台とは?
こうだい
高台とは、茶碗や皿などの陶磁器の底部に設けられた台状の突起部分で、器を安定させるとともに鑑賞の重要な要素でもあります。
高台(こうだい)とは、茶碗・皿・鉢などの陶磁器において、底面に設けられたリング状または台状の突起部分を指します。器を安定して置くための構造的な役割を担うとともに、茶道の世界では鑑賞の重要な部位として大切にされています。
高台は作陶の際に削り出しによって成形されることが多く、その形・大きさ・削り方・釉薬のかかり具合・土の質感などに作者の個性が現れます。茶道では茶碗を手に取った際に高台を親指と人差し指で支えるように持つのが所作とされており、高台の形が持ちやすさや美しさに直結します。
高台の種類や特徴には次のようなものがあります。
- 削り高台:轆轤成形後に削り出した一般的な形
- 竹節高台:竹の節のような形に削ったもの
- 兜巾高台(ときんこうだい):中央が尖った形で、高麗茶碗に多く見られる
- 割高台:高台に切り込みを入れたもの
高台の内側(高台内)には作者の銘や窯印が書かれることがあり、作品の来歴を示す重要な情報を持つ場合もあります。「高台を見れば作者がわかる」と言われるほど、陶芸家の個性が凝縮された部位です。
使い方・例文
茶会で茶碗を拝見するとき、まず高台を手に取って削りの跡や土の質感を確かめるのが茶道の作法とされています。
この用語をシェア
最終更新: