アキグミとは?
あきぐみ
アキグミとは、グミ科に属する落葉低木で、日本の河川敷や山野に自生し、秋に赤い小さな果実をつけることが名前の由来となっている植物です。
アキグミ(秋茱萸、学名 Elaeagnus umbellata)は、グミ科(Elaeagnaceae)グミ属に属する落葉低木です。日本全土の河川敷・砂礫地・山野の林縁に広く分布するほか、中国・朝鮮半島・ヒマラヤなどにも自生しています。
樹高は2〜4メートル程度で、枝に鋭い棘を持つことがあります。葉は長楕円形〜披針形で、葉の裏面は銀白色の鱗片毛が密生してきらきらと光るのが特徴です。春に黄白色の筒状の花を咲かせ、甘い芳香を放ちます。秋に直径5〜8ミリほどの楕円形の果実が赤く熟します。これが「秋(に実る)グミ」という名の由来です。
アキグミの利用・特性には次のような面があります。
- 食用:果実は酸味と渋みがあるが生食・ジャム・果実酒に利用可能
- 根粒菌との共生:マメ科と同様に根に窒素固定菌を持ち、やせた土地でも生育できる
- 緑化・土壌改良:護岸植生や荒地の緑化に活用される
- 野鳥の食料:多くの野鳥が果実を食べ、種子散布に貢献
近縁種のナツグミ(夏に実る)と合わせて、季節を名前に冠した代表的なグミ属の植物です。
使い方・例文
「川原の斜面にアキグミが生えており、赤い実が風に揺れていた」のように河川や野山の植生を描写する際に登場します。果実酒の解説でも「アキグミの実で作る果実酒」として出てきます。
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