アカショウビン属とは?
あかしょうびんぞく
アカショウビン属は、カワセミ目ヤマセミ科に属する鳥類の一群で、鮮やかな赤橙色の羽毛と力強いさえずりで知られる森林性の鳥です。
アカショウビン属(学名:Halcyon)は、カワセミ目ヤマセミ科に分類される鳥類の一属で、アジアからアフリカ・オセアニアにかけて広く分布しています。分類学上の扱いは研究者によって異なり、近縁属との整理が継続的に行われています。
最もよく知られる日本の種はアカショウビン(Halcyon coromanda)で、夏鳥として日本各地の山間の渓谷や森林に飛来します。全身が深みのある橙赤色に染まり、くちばしも赤橙色という鮮烈な外見から、「火の鳥」「山の宝石」などとも称されます。体長はおよそ27センチメートルほどで、カワセミよりもひとまわり大きいです。
食性は肉食性で、カエル・トカゲ・昆虫・小魚などを捕食します。水辺よりも森林内の倒木や朽ち木の穴を好んで営巣し、「キョロロロロ…」と下降するように響く独特の声は山中でよく耳に届きます。
渡りの時期や営巣期に渓流沿いを歩くと遭遇しやすく、バードウォッチャーに高い人気を誇ります。その美しい姿は各地で絵画や工芸品のモチーフにもなっており、夏の森を象徴する鳥として親しまれています。
使い方・例文
アカショウビン属の鳥は、初夏に山間の渓谷で「キョロロロ」という特徴的な声が聞こえたとき、その存在に気づかされることが多いです。
この用語をシェア
最終更新: