りゅう座とは?
りゅうざ
りゅう座とは、北天に広がる大きな星座で、北極星の周りをとぐろを巻くように配置された竜を表す星座です。
りゅう座(龍座、Draco)は、北天の星座のひとつで、国際天文学連合(IAU)が定める88星座に含まれます。北極星であるポラリスを囲むように、おおぐま座とこぐま座の間を縫うように広がっており、全天で8番目に大きな星座です。
その名のとおり竜(ドラゴン)を象った星座で、古くからギリシャ神話や古代バビロニアの神話に登場します。ギリシャ神話ではヘラクレスに退治されたラドン(ラードン)という竜とされており、ヘラクレス座の近くに位置していることもその由縁です。
りゅう座の特徴としては以下の点が挙げられます。
- 主星のエタ(η)星は「エルタニン」とも呼ばれ、赤みがかったオレンジ色の巨星
- 周極星座のひとつで、日本を含む中緯度地域では一年中観測できる
- かつて地球の自転軸の向きが異なっていた約4000年前には、りゅう座のトゥバン(α星)が北極星の役割を担っていた
- ジャコビニ流星群(10月りゅう座流星群)の放射点がある
歳差運動によって地球の自転軸は少しずつ向きを変えるため、遠い未来には再びりゅう座の方向が北極に近づきます。このように、りゅう座は天文学的な時間スケールでも重要な意味を持つ星座です。
使い方・例文
「りゅう座のトゥバン(α星)は、古代エジプトのピラミッド建設が行われた時代に北極星として使われていた」という話題で登場します。また、毎年10月ごろには「りゅう座流星群(ジャコビニ流星群)」としてニュースで紹介されることもあります。
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