ふうちょう座とは?
ふうちょうざ
ふうちょう座とは、南天の大マゼラン雲の近くに位置するIAU公認の88星座のひとつで、極楽鳥をモデルにした星座です。
ふうちょう座(風鳥座、Apus)は、南天のきょしちょう座の北側に位置する星座で、国際天文学連合(IAU)が公認する88星座のひとつです。16世紀末にオランダの航海士ピーテル・ドルクザーンらの南天観測をもとに、ペトルス・プランキウスが設定しました。その後、ヨハネス・バイエルが1603年の星図「ウラノメトリア」に収録し広く知られるようになりました。
星座名の「風鳥」とは極楽鳥(ゴクラクチョウ)のことで、ニューギニアなどに生息する鮮やかな羽をもつ鳥です。大航海時代にヨーロッパへ持ち込まれた標本は脚が切除されており、「脚のない天の鳥」として神秘的に捉えられていました。この幻想的なイメージが星座名に採用されました。
ふうちょう座は南天の極に近い位置にあるため、日本からはほぼ観察できません。南半球では周極星座として一年中地平線上に見えます。構成する星は最も明るいものでも4等星程度と暗く、星座の形を把握するには条件の良い暗い空が必要です。面積は約206平方度で、88星座の中では小さめに分類されます。隣接するきょしちょう座には小マゼラン雲の一部が広がり、南天の観測拠点として重要なエリアに位置します。
使い方・例文
「南半球の天文台での観測記録に、ふうちょう座の方向に位置する銀河が記されていた。」のように、天文学の文献や星座図鑑で登場します。
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