のりなし折りとは?
のりなしおり
のりなし折りとは、接着剤(のり)を使わずに紙や布を折り込むだけで形を保つ、折り紙や包装の技法のことです。
のりなし折りとは、紙・布・薄い素材を折るだけで形状を維持し、接着剤や粘着テープを一切使用しない折り技法の総称です。折り紙の世界や贈り物の包装、また布のたたみ方など幅広い場面で用いられます。
のりなし折りが成立する仕組みは、折り目によって生じる「張力のバランス」と「摩擦力」にあります。適切な角度で折り込まれた面どうしは互いに押し合い、外力が加わっても容易に開かないロック構造を形成します。紙の厚みや素材の腰の強さがこのバランスに大きく影響します。
代表的なのりなし折りの技法には次のようなものがあります。
- 風呂敷包み:布を四方から折り込んで荷物を固定する日本の伝統的包み方
- 俵包み・斜め包み:贈り物用の紙包みで、のりなしでも形が崩れない折り順がある
- 折り紙(Pure Origami):一枚の紙を折るだけで立体を作る芸術技法で、競技折り紙はのりや切断を禁止している
- 地図折り・パンフレット折り:繰り返し開閉できるよう計算された折り方
現代では環境意識の高まりを背景に、のりなし折りによる包装が「エコ包装」として再評価されています。また折り紙の国際競技においては、のりなし・切りなしが基本ルールとされており、技術的難易度の高さが作品の評価に直結します。
使い方・例文
百貨店の贈り物コーナーでは、のりなし折りの包装術を習得したスタッフが、テープを使わずに美しい包みを仕上げることがあります。
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