ため口とは?
ためぐち
ため口とは、年齢や立場の上下にかかわらず対等・親しい間柄で使うくだけた話し方のことです。
ため口(ためぐち)とは、敬語や丁寧語を使わず、友人同士のように対等な口調で話すコミュニケーションスタイルを指す俗語です。「ため」は「同等」「互角」を意味し、立場が「ため(同等)」の相手に使う話し方が語源とされています。
日本語には相手との関係性や立場に応じて使い分ける敬語体系が発達しており、年上・目上・初対面の相手には丁寧語や尊敬語を使うのが社会的慣習です。ため口はその慣習を外れ、丁寧さを省いた素の話し方であるため、使う相手や場面を誤ると非礼・失礼と受け取られることがあります。
ため口が自然に使われる典型的な場面には以下があります。
- 幼なじみや学校の同級生との会話
- 仲の良い友人・親友との日常的なやり取り
- 家族や身内での会話
- SNSやメッセージアプリでの親しいやり取り
一方、職場や初対面の場、顧客との対応などでため口を使うと、相手に軽く見られていると感じさせたり、信頼関係を損なうリスクがあります。近年は若者世代を中心に、ため口の使用範囲が広がっている側面もありますが、場面をわきまえた言葉遣いは円滑な人間関係の基本として今も重視されています。
使い方・例文
「先生にため口をきいてしまい、親が呼び出された」のように、目上の人に不適切な話し方をした場面でよく使われます。
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