しとしととは?
しとしと
「しとしと」とは、雨や涙などが静かに・細かくしみ込むように降り続くさまを表す日本語の擬態語・擬音語です。
「しとしと」は、日本語の擬態語・擬音語のひとつで、主に雨が細かく静かに降り続く様子を表します。音としての要素とともに、しめやかで柔らかな雰囲気を伝える言葉として広く使われます。
語感として「しっとり」「しみる」などと共通するやわらかな「し」音を持ち、繰り返し形(畳語)によって継続性・断続性を表現しています。雨の降り方を表す言葉の中では、「ざあざあ」(激しい雨)や「ぽつぽつ」(まばらな雨)と対比的に位置づけられ、激しくはないが止まず降り続く雨を表す語として用いられます。
使われる文脈は主に以下のとおりです。
- 天候の描写:「しとしとと雨が降る」「しとしとと霧雨が続く」
- 感覚的な描写:「涙がしとしととこぼれる」「湿気がしとしとと肌に張り付く」
- 雰囲気の表現:しんみりとした、しめやかな場面の情景描写
文学・俳句・詩などでも好まれる語であり、日本語特有の情緒表現のひとつです。梅雨時の長雨や秋の雨を描写する際に特に適した言葉で、読む・聞く人に静けさとじっとりとした湿り気の感触を伝えます。
使い方・例文
「梅雨の季節、しとしとと雨が降り続き、窓ガラスが曇った」のように、静かで細かい雨が長く続く情景を描写するときに使います。
この用語をシェア
最終更新: