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ごみ焼却施設とは?

ごみしょうきゃくしせつ

ごみ焼却施設とは、家庭や事業所から出た廃棄物を高温で燃焼処理し、減量・無害化する公共のインフラ施設のことです。

ごみ焼却施設とは、家庭ごみや事業系一般廃棄物を高温の炉で燃焼させ、廃棄物の体積・重量を大幅に減らし、病原菌や有害物質を分解・無害化する処理施設です。「清掃工場」「ごみ処理場」とも呼ばれ、自治体が設置・運営するケースが一般的です。

焼却処理の主なプロセスは次の通りです。

  • 収集されたごみをピットに投入し、クレーンで炉に供給する
  • 炉内で800〜1,000度以上の高温で燃焼させる
  • 燃焼排ガスは集塵機・脱臭装置で有害物質を除去してから排出する
  • 残った灰は埋立処分場へ運ぶか、溶融スラグとして再利用する

日本は国土が狭いため埋立処分場の確保が難しく、世界的にも焼却処理への依存度が高い国の一つです。焼却によりごみの体積は元の約20分の1にまで減らせます。また、発生した熱エネルギーを利用して発電や地域暖房に活用する「廃熱利用」も広く普及しており、エネルギーの有効活用という観点からも重視されています。

課題としては、ダイオキシン類の排出抑制(法規制により大幅改善済み)、焼却灰の最終処分地の確保、施設の老朽化への対応などがあります。近年は広域化・集約化によるコスト削減も進んでいます。

使い方・例文

「市の収集車が週2回燃えるごみを回収し、ごみ焼却施設で処理している」というように、日常のごみ処理の流れを説明する文脈でよく登場します。社会科見学の対象施設としても各地で公開されています。

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