ぎんなんとは?
ぎんなん
ぎんなんとは、イチョウの木の実の中にある種子のことで、独特の風味と香りを持つ日本の秋の食材です。
ぎんなん(銀杏)とは、裸子植物であるイチョウ(Ginkgo biloba)の果実の中にある種子のことです。外側の果肉は橙黄色で独特の悪臭を持ちますが、その中の固い殻(外種皮)に包まれた緑色の可食部(内種皮の内側)がぎんなんとして食べられます。
ぎんなんは秋に収穫され、茶碗蒸し・串焼き・炒り物・炊き込みご飯など和食全般で使われます。ほんのりとした苦みと独自の風味が特徴で、ほくほくとした食感があります。栄養面では以下の成分が含まれています。
- カロテノイド(抗酸化作用)
- ビタミンC・B群
- カリウム・リン
一方、ぎんなんにはギンコトキシン(メチルピリドキシン)という成分が含まれており、過剰摂取すると嘔吐・けいれんなどの中毒症状を引き起こすことがあります。特に子どもは少量でも中毒になるリスクがあるため、食べ過ぎに注意が必要です。目安として、大人でも1日に10粒程度が限度とされています。
イチョウは地球上で最古の樹木の一つで、恐竜が存在した時代から生き続けている「生きた化石」とも呼ばれます。日本では街路樹としても親しまれており、秋の黄色い紅葉とぎんなんは季節の風物詩です。
使い方・例文
秋の居酒屋メニューでぎんなんの炒り物が提供されたり、茶碗蒸しに彩りとして入れられたりします。公園のイチョウの木の下に落ちた実を拾う光景も秋ならではです。
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