銀杏とは?
ぎんなん
銀杏とは、イチョウの木が実らせる種子(果実)のことで、食用や漢方として利用される一方、独特の強烈な臭いでも知られています。
銀杏(ぎんなん)は、イチョウ(学名:Ginkgo biloba)の木が秋に実らせる種子のことです。植物学的には外側の肉質部(外種皮)が臭気を発し、その内部に硬い殻(中種皮)、さらに内側に食用となる仁(胚乳)があります。黄緑色の仁は加熱すると鮮やかな翡翠色になります。
- 食用:茶碗蒸し・串焼き・炒め物などに使われる。独特の風味とほろ苦さが特徴
- 漢方・薬用:咳止めや滋養強壮に利用されてきた歴史がある
- 毒性:メチルピリドキシン(MPN)という成分を含み、大量摂取すると中毒症状(嘔吐・けいれん)を引き起こす。特に子どもへの多量摂取は危険
- 臭いの成分:外種皮に含まれる酪酸・ヘプタン酸が腐敗臭の原因
イチョウは恐竜が生きた時代から地球上に存在する「生きた化石」とも呼ばれる古代植物で、秋の黄葉が美しいことから街路樹としても広く植えられています。銀杏拾いは日本の秋の風物詩の一つです。
なお、「銀杏」は「いちょう」とも読まれ、木そのものを指す場合もあります。文脈に応じて意味が異なるため注意が必要です。
使い方・例文
「秋になると公園のイチョウが銀杏を落とし、踏むとあの独特のにおいがする」のように、秋の季節感とともに使われます。
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