お経とは?
おきょう
お経とは、仏教の教えをまとめた聖典(経典)のことで、仏事や法要の際に読み上げられる文章や唱え言葉を指します。
お経(おきょう)とは、仏教の開祖である釈迦(ゴータマ・シッダールタ)の教えを弟子たちが記録・編纂した聖典「経典(きょうてん)」のことです。仏教の教えを文章化したもので、サンスクリット語やパーリ語で書かれた原典を、中国語や日本語などに翻訳したものが広く使われています。
仏教には多数の宗派があり、宗派によって重視する経典が異なります。代表的なものを挙げると次のとおりです。
- 般若心経(はんにゃしんぎょう) — 宗派を超えて広く読まれる短い経典。空(くう)の思想を説く
- 法華経(ほけきょう) — 日蓮宗・天台宗などが重視する経典。「南無妙法蓮華経」の題目で知られる
- 阿弥陀経・無量寿経 — 浄土宗・浄土真宗が重視し、阿弥陀仏の本願と極楽浄土を説く
お経は葬儀・法事・彼岸・命日などの仏事において僧侶が読誦(どくじゅ)するほか、信者が自ら写経(しゃきょう)したり音読したりする修行形態もあります。経文を読む行為自体が功徳を積むとされ、亡くなった人の冥福を祈る意味も持ちます。
現代では宗教的な文脈を超えて、写経が集中力を高める精神修養として注目されるなど、文化的な広がりを見せています。
使い方・例文
葬儀の際に僧侶が「南無阿弥陀仏」や般若心経を読み上げる場面が、お経の最も身近な例です。また、自宅の仏壇に手を合わせながら短いお経を唱える習慣も、多くの家庭で受け継がれています。
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