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経典とは?

きょうてん

経典とは、宗教の根本的な教えを記した聖なる文書のことで、仏教では仏陀の教えを収めた経・律・論などを指します。

経典(きょうてん・けいてん)とは、宗教において信仰・教義・実践の根拠となる根本的な聖典・聖文書を指します。特に仏教においては、仏陀(釈迦)の教えを記録・集成した文献群の総称として広く用いられます。

仏教の経典は「三蔵(さんぞう)」と呼ばれる三つのカテゴリに分類されます。

  • 経(きょう):仏陀の説法を記録した文献(例:般若心経・法華経・阿弥陀経)
  • 律(りつ)修行者の戒律・規則を定めた文献
  • 論(ろん):経や律を解釈・体系化した注釈文献

もともとサンスクリット語やパーリ語で書かれた仏典は、インドから中央アジア・中国・日本へと伝播する過程で各言語に翻訳されました。中国語訳(漢訳)の集大成が「大蔵経(だいぞうきょう)」で、日本の仏教もこれを基盤としています。

仏教以外でも、キリスト教の聖書・イスラム教のクルアーン・ヒンドゥー教のヴェーダなどがそれぞれの宗教における経典にあたります。経典は単なる信仰の対象にとどまらず、写本・翻訳・注釈の歴史を通じて文献学・言語学・文化史研究の重要な素材となっています。

使い方・例文

寺院での法要で読み上げられる般若心経は仏教の経典のひとつで、空(くう)の概念を説いた短い経として広く親しまれています。

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