本文へスキップ

砂漠とは?種類・世界の砂漠・生き物・砂漠化をわかりやすく解説

公開 2026年7月28日

この記事は 「砂漠とは?」 の解説をくわしく掘り下げたものです。

砂漠とは

砂漠とは、年間降水量がおよそ250mm未満と極めて少なく、蒸発量が降水量を大幅に上回るため、植物がほとんど育ちにくい土地のことをいいます。地球の陸地面積の約3分の1が砂漠または半砂漠地帯とされており、決して珍しい環境ではありません。「砂」の広がるイメージを持たれがちですが、実際には岩や砂利が広がる地帯も多く含まれます。

砂漠の種類

砂漠はその地表の様子や気候によっていくつかの種類に分けられます。

  • 砂砂漠(アルグ):砂丘が広がる、一般的にイメージされやすい砂漠。サハラ砂漠の一部などが該当しますが、砂砂漠は全砂漠面積の約2割程度にすぎません。
  • 岩石砂漠(レグ・ハマダ):砂が風で吹き飛ばされた後に岩盤や礫が露出した砂漠。砂漠の大部分を占めます。
  • 寒冷砂漠:南極大陸やゴビ砂漠の一部のように、気温が低く降水量・降雪量が少ない砂漠。「砂漠=暑い」は必ずしも正しくありません。

世界の主な砂漠

世界最大の砂漠はアフリカ北部に広がるサハラ砂漠で、面積は約900万km²にのぼります。次いで、南極大陸全体が「寒冷砂漠」として世界第2位の規模を誇ります。アジアにはゴビ砂漠(中国・モンゴル)やタクラマカン砂漠(中国新疆)があり、アラビア半島にはルブアルハリ砂漠が広がります。南北アメリカにもアタカマ砂漠やモハベ砂漠などがあります。

砂漠の生き物

過酷な環境に見えますが、砂漠にはさまざまな生き物が適応して暮らしています。植物ではサボテンやアカシアが乾燥に強い特徴を持ちます。動物ではラクダが体に水分や脂肪を蓄える能力で知られ、フェネックギツネは大きな耳で体温を調節します。爬虫類は変温動物であるため、砂漠の日中・夜間の温度差を巧みに利用して生き延びています。

砂漠化とその影響

近年、過放牧・過耕作・森林伐採・気候変動などの影響により、本来は砂漠でなかった土地が砂漠に変化する「砂漠化」が世界各地で進んでいます。国連の推計では、世界の乾燥地帯に暮らす約10億人以上が砂漠化の脅威にさらされているとされます。砂漠化によって農地や放牧地が失われ、食料不足や住民の移住といった深刻な問題が生じています。国際社会では植林や土地管理の改善など、砂漠化を防ぐためのさまざまな取り組みが続けられています。

「砂漠」の用語ページを見る

関連用語