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リンパとは?体を守る免疫と老廃物回収のしくみをわかりやすく解説

公開 2026年7月22日

この記事は 「リンパとは?」 の解説をくわしく掘り下げたものです。

リンパとは

リンパとは、体内を流れるリンパ液(リンパ)と、それを運ぶリンパ管、各所に存在するリンパ節を合わせた循環系統の総称です。血液循環とは別のルートで全身に張り巡らされており、体の恒常性を維持するうえで欠かせない役割を担っています。

リンパ液・リンパ管・リンパ節のはたらき

リンパ液は、血液中の血漿成分が毛細血管から組織のすき間ににじみ出たものです。黄みがかった透明な液体で、タンパク質・老廃物・脂質・免疫細胞などを含みます。リンパ管は細い管から始まり、しだいに合流して太くなり、最終的に鎖骨の下あたりで静脈に合流します。

リンパ節は、リンパ管の途中に点在する小さな豆状の組織です。首・わきの下・鼠径部(そけいぶ)などに集中しており、リンパ液をろ過するフィルターとして機能します。細菌・ウイルス・がん細胞などの異物をここで捕捉し、免疫細胞であるリンパ球が攻撃・排除します。

リンパの主な役割

リンパには大きく分けて二つの役割があります。

  • 老廃物・余分な水分の回収:細胞が活動した後に生じる老廃物や余剰な水分を回収し、静脈へ戻すことでむくみを防ぎます。また、腸で吸収された脂質はリンパ管を経由して血液へ運ばれます。
  • 免疫機能の維持:リンパ節でリンパ球が増殖・活性化され、病原体に対する免疫応答が行われます。感染症にかかると免疫細胞が増え、リンパ節が腫れることがあります。

血液との違い

血液はポンプである心臓が拍動して全身を循環しますが、リンパには専用のポンプがありません。リンパ液は筋肉の収縮や呼吸の動き、リンパ管の壁にある弁のはたらきによってゆっくりと一方向に流れます。また、血液と異なり赤血球を含まないため、色は透明〜淡黄色です。

リンパ節が腫れる意味

風邪やのどの痛みのとき、首のリンパ節が腫れて痛むことがあります。これは免疫細胞が活発に働いているサインであり、通常は感染が治まると自然に縮小します。しかし、腫れが長期間続く・痛みがない・複数箇所で腫れる・発熱や体重減少を伴うといった場合は、悪性リンパ腫などの可能性もあるため、早めに医療機関を受診することが大切です。

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