PNF療法とは?
ぴーえぬえふりょうほう
PNF療法とは、筋肉や神経の相互作用を利用して運動機能の回復や改善を促すリハビリテーション技術です。
PNF療法(Proprioceptive Neuromuscular Facilitation:固有受容性神経筋促通法)とは、筋肉・関節・皮膚などに存在する固有受容器への刺激を通じて、神経と筋肉の協調を促し、運動機能の改善や筋力回復を図るリハビリテーション手技です。
1940〜1950年代にアメリカの神経生理学者ハーマン・カバットと理学療法士マーガレット・ノットらによって開発されました。筋肉は単独ではなくパターンとして動くという原理に基づき、対角線と螺旋(らせん)を組み合わせた動きのパターンで治療を行うのが特徴です。
PNF療法の主な手技と原則には以下があります。
- リズミックイニシエーション:受動→能動補助→能動運動の段階的促進
- リバーサルオブアンタゴニスト:主動筋と拮抗筋を交互に収縮させる
- リピーテッドストレッチ:ストレッチ反射を利用した筋力促通
- タイミングフォーエンファシス:特定部位の動きを強調する手技
適応対象は脳卒中後の麻痺回復、スポーツ外傷後のリハビリ、整形外科疾患後の機能回復など多岐にわたります。スポーツ選手の柔軟性向上やパフォーマンス向上のためにも応用されており、現代のスポーツリハビリでも広く活用されています。
使い方・例文
「脳卒中後の上肢麻痺のリハビリにPNF療法を取り入れ、対角線パターンの運動訓練を週3回実施した。」リハビリテーション科や理学療法・作業療法の現場で使われる専門用語として登場します。
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