NDCとは?
えぬでぃーしー
NDCとは、各国がパリ協定に基づいて自国で定める温室効果ガスの削減目標・計画(国が決定する貢献)のことです。
NDC(Nationally Determined Contribution、国が決定する貢献)とは、2015年に採択されたパリ協定の下で、締約国それぞれが自ら設定する温室効果ガス排出削減の目標と取り組み計画のことです。日本語では「国が決定する貢献」または「各国の気候行動計画」とも呼ばれます。
パリ協定は、世界の平均気温上昇を産業革命前比で2℃未満に抑え、1.5℃以内を目指すことを目標としています。この目標達成に向けて各国が自主的にNDCを設定し、5年ごとに更新・強化していく仕組みを採用しています。
NDCに含まれる主な要素は以下の通りです。
- 削減目標の数値(基準年比の削減率や実排出量の上限など)
- 目標年次(多くは2030年を中心に設定)
- 対象となる温室効果ガスの種類
- 再生可能エネルギーや省エネなど、目標達成のための政策手段
各国のNDCを積み上げても現状ではパリ協定の目標に届かない「実施ギャップ」が問題視されており、COPの場での議論を通じて各国への目標引き上げ圧力が高まっています。日本も定期的にNDCを更新し、削減目標の強化を進めています。
使い方・例文
COPの交渉の場でNDCが議題に上がる際、先進国と途上国の目標水準の差や支援の枠組みをめぐって議論が行われます。企業がサプライチェーンの脱炭素計画を立てる際にも、各国のNDCを参照して政策動向を把握することがあります。
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