NATOとは?
なとー
NATOとは、北大西洋条約に基づく西側諸国による集団防衛のための国際軍事同盟です。
NATO(ナトー)は「North Atlantic Treaty Organization(北大西洋条約機構)」の略称で、1949年に締結された北大西洋条約に基づき設立された集団安全保障のための国際軍事同盟です。本部はベルギーのブリュッセルに置かれています。
設立の背景には第二次世界大戦後の冷戦体制があります。ソビエト連邦の膨張を抑止するため、アメリカ・カナダ・西欧諸国が結集し、加盟国への武力攻撃を全加盟国への攻撃とみなして共同で対処することを定めた第5条(集団的自衛権条項)を核心原則として掲げました。
NATOの主な機能と特徴は以下のとおりです。
- 集団防衛:加盟国の一国が攻撃を受けた場合、全加盟国が対応する義務を負う
- 危機管理:紛争予防・平和維持活動への対応
- 協調的安全保障:非加盟国を含む対話・協力の推進
- 核共有:アメリカの核戦力を同盟の抑止力として組み込む枠組み
冷戦終結後もNATOは解散せず、1999年以降は旧東側諸国への拡大を進めてきました。2022年のロシアによるウクライナ侵攻を機に欧州の安全保障環境は大きく変化し、加盟国数はさらに増加するとともに、NATOの意義が改めて注目されています。現在30か国以上が加盟しており、世界最大の集団防衛組織として機能しています。
使い方・例文
「ロシアのウクライナ侵攻を受け、フィンランドとスウェーデンがNATOへの加盟申請を行った」のように、国際安全保障・外交ニュースで頻繁に登場する語です。
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