HMS型カラビナとは?
えいちえむえすがたからびな
HMS型カラビナとは、洋梨形の大きなゲートを持つカラビナで、ハーフマスト(ムンターヒッチ)結びの確保に特化した登山・クライミング用具です。
HMS型カラビナ(HMS Carabiner)は、洋梨(ペアシェイプ)形状の大きなゲート部を持つカラビナで、主にビレイ(確保)操作に使用されます。「HMS」はドイツ語の「Halbmastwurfsicherung(ハーフマスト確保)」の略で、ムンターヒッチと呼ばれる確保結びに対応した形状が名称の由来です。
形状の特徴として、通常のD型やオーバル型カラビナより上部(スパイン側)が大きく開いており、ロープがスムーズに動くよう設計されています。これにより、ムンターヒッチ結びやビレイデバイス(ATCなど)の装着に適しています。
主な用途は以下のとおりです。
- ムンターヒッチ(半マスト結び)を使った確保・懸垂下降
- ビレイデバイスのロープ確保システム
- ガイドモード付き確保器との組み合わせ
ゲートにはスクリューロック(ねじ式)が多く用いられ、意図しない開放を防ぎます。クライミングや沢登りでビレイデバイスを忘れた際にもムンターヒッチで代替確保ができるため、汎用性の高い必携装備とされています。
使い方・例文
クライミングでビレイデバイスを持っていない場合でも、HMS型カラビナがあれば、ムンターヒッチ結びを使ってロープを安全に確保することができます。
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