GRIとは?
じーあーるあい
GRIとは、海上輸送における運賃への一般的な割増料金(General Rate Increase)で、船会社が運賃水準を引き上げる際に適用します。
GRI(General Rate Increase)とは、海上コンテナ輸送において船会社が基本運賃に上乗せする一般運賃引き上げ料金のことです。燃料コストの上昇、需給ひっ迫、為替変動などを理由に、船会社が定期的または随時に設定します。
コンテナ船会社は基本運賃のほか、燃油サーチャージ(BAF/EBS)、港湾混雑割増、ピークシーズンサーチャージなど多数の付帯料金を設定していますが、GRIはこれらとは別に基本運賃そのものを引き上げるための措置として位置付けられています。
GRIの特徴は以下の通りです。
- 船会社が事前に発表し、一定の予告期間を設けて適用する
- 通常は20フィートコンテナ(TEU)または40フィートコンテナ(FEU)単位で金額が示される
- 荷主や貨物輸送業者(フォワーダー)はGRI適用前に予約を入れることで回避できる場合もある
- 複数の船会社が横並びで同時期にGRIを発表することも多い
荷主にとってGRIは輸送コストの予測を難しくする要因の一つです。長期契約(SC:サービスコントラクト)を結んでいる場合はGRIの影響を一定程度抑えられますが、スポット市場では適用を避けにくいのが実情です。
使い方・例文
アジア発欧州向けの運賃が需要増加で高騰した場合、船会社はGRIを発表し、荷主は1TEUあたり数百ドルの追加コストを負担することになります。
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