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eICICとは?

いーあいしーあいしー

eICICとは、LTEヘテロジーニアスネットワークにおいてマクロセルと小型セルの干渉を軽減するため、送信タイミングを制御するセル間干渉調整技術です。

eICIC(enhanced Inter-Cell Interference Coordination、拡張セル間干渉調整)とは、4G LTEのヘテロジーニアスネットワーク(HetNet)環境において、出力の大きいマクロセル基地局と、フェムトセルピコセルなどの小型セル基地局が混在するエリア発生するセル間干渉を低減するための技術です。3GPP Release 10(LTE-Advanced)で標準化されました。

HetNetではカバレッジの広いマクロセルの下に小型セルを配置してエリア容量を向上させますが、マクロセルからの強い下り信号が小型セル配下の端末通信に干渉する問題が生じます。eICICはこの問題を解決するため、ABS(Almost Blank Subframe)という手法を用います。マクロセルが特定のサブフレーム(時間スロット)で参照信号のみを送信して実質的に休止することで、小型セルがその期間に干渉を受けずにデータ通信を行えるようにします。

さらにその後継技術としてfeICIC(further enhanced ICIC)が登場し、端末側での干渉キャンセル処理も加えることで小型セルのセルエッジ性能をさらに改善しています。

eICICによってセルの境界付近(エッジ)に位置する端末のスループットが向上し、小型セルによるオフロード効率も上がります。スモールセル展開が進む都市部のLTE・LTE-Advancedネットワーク設計において重要な干渉管理技術です。

使い方・例文

駅や商業施設にピコセルを多数設置した都市部のLTEネットワークで、マクロセルとの電波干渉を減らしてユーザーごとの通信速度を向上させる際にeICICが機能します。

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