DV被害者支援とは?
でぃーぶいひがいしゃしえん
DV被害者支援とは、配偶者やパートナーからの暴力(ドメスティック・バイオレンス)を受けた人を保護し、自立を助ける総合的な取り組みです。
DV(ドメスティック・バイオレンス)被害者支援とは、親密なパートナーからの身体的・精神的・性的・経済的暴力の被害者を対象に、安全確保から生活再建までを包括的にサポートする社会的仕組みのことです。
支援の内容は段階に応じて異なります。
- 緊急保護:シェルター(一時保護所)への緊急入所と安全確保
- 法的支援:保護命令申請の手助けや法律相談
- 生活支援:住居・生活費・就労に関する情報提供と手続き同行
- 心理支援:カウンセリングや自助グループへのつなぎ
- 子どもへの支援:同伴する子どもへのケアと就学支援
日本では「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律」(DV防止法)が2001年に制定され、配偶者暴力相談支援センターや警察、福祉事務所が連携して支援にあたっています。NPOや民間シェルターも重要な担い手となっており、近年は外国籍被害者やLGBTQ当事者への対応も課題となっています。
支援の難しさのひとつは、被害者が加害者との関係を絶ち切れない心理状態(トラウマボンディング)にあること。そのため支援者は被害者の意思を尊重しながら伴走する姿勢が求められます。
使い方・例文
配偶者の暴力から逃れた女性が一時保護所に入所し、生活保護の申請や住居探しを支援員とともに進める場面で、DV被害者支援の仕組みが活用されます。
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