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DMEとは?

でぃーえむいー

DMEとは、航空機が地上の無線局までの斜距離をリアルタイム測定できる航法支援装置で、Distance Measuring Equipmentの略称です。

DME(Distance Measuring Equipment、距離測定装置)とは、航空機に搭載された質問機(インテロゲーター)が地上局に向けてパルス信号を送信し、地上局からの応答信号が返ってくるまでの時間をもとに、自機と地上局との斜距離(直線距離)を算出する航法支援システムです。

仕組みとしては、航空機から送出したパルスに対して地上局が固定の遅延時間(通常50マイクロ秒)を加えて応答を返し、その往復時間から遅延分を引いた時間に電波の伝搬速度を掛けることで斜距離が求められます。精度はおおむね0.1〜0.5海里程度です。

DMEは単独では距離しか測定できませんが、VOR(VHF全方向式無線標識)と組み合わせることで「VOR/DME」として位置(方位+距離)を特定するRHO-THETA航法が実現できます。また、二つのDMEの交点として位置を求める「DME/DME航法」も広く使われています。

DMEの主な特徴は以下のとおりです。

  • 超短波帯(UHF:962〜1213MHz)を使用
  • 応答が自動的なため複数機が同時に利用可能
  • 気象の影響を受けにくい
  • ILS(計器着陸装置)と組み合わせたDME/ILSも普及

GPSが普及した現代でも、DMEはバックアップ航法として重要な役割を担い続けており、特に欧米ではDME/DME航法をGPS代替の主力として整備する動きが進んでいます。

使い方・例文

パイロットがコックピットのDME表示を確認し「あと35マイルで空港です」と把握しながら降下を開始する場面や、VOR局からの方位とDMEの距離を組み合わせて現在位置を特定するチャート上の手順でこの語が登場します。

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