DICカラーとは?
でぃっくからー
DICカラーは、DIC株式会社が制定した日本独自の色見本システムで、印刷・デザイン業界で広く標準色の指定に使われています。
DICカラーとは、インキメーカーのDIC株式会社(旧・大日本インキ化学工業)が発行する色見本帳に基づく、日本独自のカラーシステムです。各色には「DIC-100」のように固有の番号が付与されており、この番号を指定するだけで印刷現場や発注先と同一の色を共有できます。
印刷物の色は、モニターの表示色と異なるため、CMYKインキを混合した実物見本が不可欠です。DICカラーはその役割を担う標準ツールとして機能し、特色(スポットカラー)印刷における色指定の基盤となっています。見本帳は定期的に改訂・拡充されており、日本の伝統色や流行色なども収録されています。
用途としては、企業のブランドカラー決定、パッケージデザインの色指定、印刷発注書への記載などが挙げられます。国際的にはPantoneシステムが広く使われますが、日本の印刷・デザイン業界ではDICカラーが長年の慣習として根付いています。
デジタルデータ上では近似のRGB・CMYK値が参照されますが、実際の印刷色との完全な一致は保証されないため、最終確認は必ず印刷した色見本で行うことが重要です。
使い方・例文
「ロゴの赤はDIC-156で指定してください」と印刷会社に伝えることで、デザイナーと印刷担当者が同じ色を共有できます。
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