本文へスキップ

CVジョイントとは?

しーぶいじょいんと

CVジョイント(等速ジョイント)とは、駆動軸の角度が変化しても回転速度の変動なく動力を伝達できる自在継手のことです。

CVジョイント(Constant Velocity Joint、等速ジョイント)は、2本のシャフト間の角度が変化しても一定の回転速度で動力を伝えられる機械要素です。「等速」の名称は、入力側と出力側の回転速度が常に等しいことを意味します。

通常のカルダンジョイント(自在継手)では角度がつくと回転速度が変動(速度変動)し、振動や騒音の原因になります。CVジョイントはこの問題を解消するために開発されました。

主な種類と特徴は以下の通りです。

  • バーフィールド型(BJ):ボールが球面状の外輪・内輪に沿って転がる構造で、大きな角度変化に対応。フロントドライブシャフトのホイール側(アウター)に多く採用
  • ダブルオフセット型(DOJ)、トリポート型(TJ):スライド方向にも動けるため、サスペンションの上下動によるシャフト長変化に対応。インナー側(デフ側)に多用
  • クロスグルーブ型(LJ):高速回転時の発熱が少なく、ATのドライブプレート付近などに採用

FF車(前輪駆動車)では前輪がステアリングで角度を変えながら駆動するため、CVジョイントが不可欠です。4WD・AWD車のプロペラシャフトやリアドライブシャフトにも用いられます。CVジョイントはゴム製のブーツで覆われており、ブーツが破れてグリースが漏れると早期摩耗や異音の原因になるため定期点検が推奨されます。

使い方・例文

FF車でハンドルを大きく切りながら発進したときに「カリカリ」という異音がする場合、アウター側CVジョイントのブーツ破損によるグリース不足が疑われます。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語