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AOI検査とは?

えーおーあいけんさ

AOI検査とは、カメラと画像処理システムを使ってプリント基板の部品実装状態や外観不良を自動で検出する光学的検査技術です。

AOI検査(Automated Optical Inspection、自動光学検査)は、高解像度カメラと照明を使って撮影した画像をコンピューターで解析し、プリント基板上の部品実装の良否・はんだ状態・部品の欠品・誤挿入・極性違いなどの外観不良を自動で検出する検査システムです。目視検査の代替・補完として電子機器製造ラインで広く活用されています。

AOI検査の基本的な仕組みは、基板を搬送しながら複数方向の照明(赤・緑・青のLEDなど)で照らして撮影し、撮影画像を事前に登録した良品マスター画像や設計データと比較して差異を判定するものです。近年は機械学習を活用した高度な不良判定も普及しています。

AOI検査で検出できる主な不良項目は次のとおりです。

  • 部品の欠品・ずれ・傾き・裏返し・極性ミス
  • はんだブリッジ(隣接パッド間の短絡)
  • はんだ不足・過多・ボールはんだ
  • 印刷ずれやパターン異物

AOI検査はリフロー炉の前後やウェーブはんだ付け後など、製造工程の複数箇所に設けられることが多く、早期に不良を検出して手直し工数を削減する役割を担います。完全な電気的・機能的検査ではないため、X線検査やICTなどと組み合わせて使うのが一般的です。スマートフォン・パソコン・自動車電装品など、高密度実装が求められる製品の品質確保に不可欠な技術となっています。

使い方・例文

スマートフォンの基板製造では、リフロー後のAOI検査で数千か所の半田付け状態と部品搭載状況を数秒で自動チェックし、不良品を早期に排除しています。

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