プリント基板とは?
ぷりんときばん
プリント基板とは、電子部品を搭載するための絶縁基材に銅箔の配線パターンを印刷・エッチングして形成した、電子機器の根幹をなす実装基板です。
プリント基板(PCB:Printed Circuit Board)とは、絶縁性の基材(ガラスエポキシ樹脂など)の表面や内部に銅箔による導電パターンを形成し、電子部品を半田付けして電気回路を構成するための基板です。「プリント回路基板」「PWB(Printed Wiring Board)」とも呼ばれます。
製造工程は大きく分けて、設計ツールで作成した回路図をもとに配線パターンを設計(CAD)し、銅箔を特定の形状にエッチングして配線を形成した後、孔あけ・メッキ・表面処理を経て部品を実装するという流れです。
層構成によって次のように分類されます。
- 片面基板 — 片面のみに配線。シンプルな機器に使われる最も基本的な構造
- 両面基板 — 両面に配線しスルーホールで接続。汎用性が高い
- 多層基板 — 4層・6層・8層以上の配線層を内部に積層。スマートフォンやPCなど高密度な機器に使用
部品の実装方式としては、スルーホール実装(リード線を孔に通す)と表面実装(SMT:チップ部品を基板表面に直接搭載)があります。現代の電子機器では表面実装が主流で、極めて微細な部品を高密度に実装できます。プリント基板はスマートフォン・家電・自動車・産業機器など、あらゆる電子機器の中心的存在です。
使い方・例文
スマートフォンを分解すると、内部にはプリント基板が複数枚搭載されており、CPU・メモリ・通信チップなどが緻密に実装されているのが確認できます。
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