ABS樹脂とは?
えーびーえすじゅし
ABS樹脂とは、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレンの3成分からなる合成樹脂で、硬さと耐衝撃性を両立した汎用エンジニアリングプラスチックです。
ABS樹脂は、アクリロニトリル(Acrylonitrile)・ブタジエン(Butadiene)・スチレン(Styrene)の頭文字をとった合成高分子です。それぞれの成分が異なる特性を担います。
3成分の配合比を変えることで、求める特性に合わせた材料設計が可能であり、これがABS樹脂の大きな強みです。成形加工性に優れ、射出成形で複雑な形状に仕上げることができます。表面は光沢があり塗装やメッキが施しやすいため、外観品質が求められる製品にも採用されます。
耐熱温度はおおむね80〜100°C程度で、汎用プラスチックとしては比較的高い部類に入ります。代表的な用途は自動車の内装部品、家電製品の筐体(テレビ・パソコン・プリンター)、玩具、ヘルメットなど多岐にわたります。3Dプリンター用のフィラメントとしても広く使われており、ホビーから産業用途まで活躍しています。
使い方・例文
パソコンのキーボードや家電製品のカバー、LEGO(レゴ)ブロックなどにABS樹脂が使われており、硬くて丈夫でありながら軽量な特性が活きています。
この用語をシェア
最終更新: