龍井茶とは?
ろんじんちゃ
龍井茶とは、中国・浙江省杭州の龍井地区を原産とする、中国を代表する緑茶で、扁平な茶葉と清々しい香りが特徴です。
龍井茶(ろんじんちゃ、ロンジンチャ)は、中国・浙江省杭州市西湖周辺の龍井地区を発祥とする中国十大名茶の一つで、中国緑茶の最高峰として広く知られています。「龍井」という名前は、その地に龍が宿ると伝えられる井戸に由来します。
龍井茶の外観上の最大の特徴は、フライパンで手揉みしながら炒る「炒り製法(釜炒り)」によって生まれる、平たく細長い扁平形状です。日本の緑茶が蒸し製法であるのとは対照的に、中国緑茶では炒り製法が一般的であり、龍井茶もその代表例です。
品質の高いものは「明前龍井」と呼ばれ、清明節(4月初旬)前に摘まれた若芽だけを使用します。この時期の茶葉は一芽一葉か一芽のみで非常に柔らかく、旨みが凝縮されています。
風味の特徴は次の通りです。
- 豆を炒ったような香ばしい香り(栗香・豆香とも表現される)
- 甘みとすっきりした後味
- 渋みが少なく、まろやかな口当たり
- 透き通った淡いグリーンの水色
清朝の乾隆帝が龍井茶を愛し「御茶」として指定したという逸話が残るほど、歴史的にも格式ある銘茶です。現在も杭州を訪れる観光客が茶畑を訪れ、本場の龍井茶を楽しむ文化が続いています。
使い方・例文
杭州の西湖畔にある茶館で、透明なガラスのコップに龍井茶を入れてお湯を注ぐと、扁平な茶葉がゆっくり広がっていく様子が美しく楽しめます。
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