鶏飯とは?
けいはん
鶏飯とは、鹿児島県奄美大島を代表する郷土料理で、鶏のだしをかけたご飯に鶏肉や薬味を乗せてお茶漬け風に食べる料理です。
鶏飯(けいはん)とは、鹿児島県奄美大島に伝わる郷土料理で、白いご飯の上に細かくほぐした鶏肉・錦糸卵・タンカン(みかんの一種)の皮・パパイヤの漬物・しいたけ・ネギなどの具材をのせ、鶏がらから取った澄んだスープをかけてお茶漬けのようにして食べる料理です。
起源については、江戸時代に薩摩藩の役人をもてなすために島の人々が考案したという説が有力とされています。当時は鶏を丸ごと使ったごちそうとして位置づけられており、奄美の食文化における接客料理の代表格でした。
料理の特徴は以下のとおりです。
- スープは鶏がらをじっくり煮出した透明感のある澄まし仕立て
- 具材は彩りよく器に盛り付け、それぞれを好みで組み合わせながら食べる
- タンカンの皮や島パパイヤなど奄美固有の食材が使われる
- さっぱりとした味わいで、暑い気候の奄美に適した料理
奄美大島では家庭料理としても広く作られており、地元の食堂や旅館でも定番メニューとして提供されています。1980年代以降には地元の郷土料理として全国的な知名度が高まり、奄美観光の際に味わえる名物料理として定着しています。農林水産省の「農山漁村の郷土料理百選」にも選ばれており、日本を代表する郷土料理のひとつです。
使い方・例文
奄美大島を訪れた観光客が鶏飯を注文すると、まず具材を盛った飯が運ばれ、次にポットに入った熱々の鶏スープを自分でかけて食べるスタイルに驚く方が多いです。
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