高浜虚子とは?
たかはまきょし
高浜虚子は明治から昭和にかけて活躍した俳人・小説家で、正岡子規の弟子として俳句の近代化に大きく貢献した人物です。
高浜虚子(たかはまきょし、1874〜1959年)は、愛媛県出身の俳人・小説家です。本名は高浜清(きよし)で、俳号「虚子」として広く知られています。
正岡子規に師事して俳句を学び、子規の没後は師の志を引き継いで俳句の普及と革新に力を尽くしました。1898年に俳誌「ホトトギス」の主宰を引き継ぎ、長年にわたって俳壇の中心人物として活躍しました。
虚子の俳句観において特に重要なのは次の点です。
- 花鳥諷詠(かちょうふうえい):自然や季節の美を詠むことを俳句の本質とする考え方
- 客観写生:主観を排し、ありのままに自然を描写する姿勢
- 有季定型:季語と五七五の形式を守る伝統的な俳句スタイルの堅持
子規が提唱した写生をさらに発展させ、自由律や新傾向俳句の潮流に抗して伝統俳句を守り続けたことで、現代の俳句の基盤を形成しました。代表作には「春風や闘志いだきて丘に立つ」などがあり、晩年には文化勲章を受章しています。
使い方・例文
「ホトトギス」に掲載された俳句が高く評価される場面や、日本の近現代俳句史の解説で必ず登場する名前です。
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