高座とは?
こうざ
高座とは、落語や講談の演者が観客の前で演じるために設けられた一段高い舞台のことです。
高座(こうざ)は、落語・講談・浪曲などの話芸において、演者が客席より一段高い位置に設けられた演台のことです。畳や板敷きの台の上に座布団を置き、演者はそこに座って話芸を披露します。
高座が一段高くなっているのは、多くの観客に演者の表情や動きが見えやすくするためであり、また演者と観客の間に適切な距離感と緊張感を生み出す効果もあります。寄席(よせ)では高座の前に演目を書いた「めくり」(紙)を置き、客が次の演者を確認できるようにしています。
高座に関連する慣習や文化には次のものがあります。
- 高座に上がることを「高座に上がる」「高座に出る」と表現する
- 演者は正座または胡坐(あぐら)で話す流儀がある
- 扇子と手拭いは高座で使う小道具の定番
- 高座返しとは終演後に次の演者に高座を引き渡すこと
「高座」という語は転じて、演者が観客の前に立つ機会そのものを指す言葉としても使われます。「長年の高座経験」「最後の高座」などの用法がその例です。落語家にとって高座は修行の場であり表現の場であり、芸の真価が問われる聖域ともいえる空間です。
使い方・例文
寄席では前座から始まり、トリを務める真打が高座に上がって大ネタを演じ、夜の部のクライマックスを飾ります。
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