音部記号とは?
おんぶきごう
音部記号とは、楽譜の各段の冒頭に置かれ、音符の音高(ピッチ)を決定する記号です。
音部記号(おんぶきごう)は、五線譜の一番左端に記され、五本の線のどの位置がどの音高に対応するかを定める記号です。この記号がなければ、音符が表す音の高さを読み取ることができません。
代表的な音部記号には次の3種類があります。
- ト音記号(treble clef):最もよく使われる記号で、渦巻きが巻きつく線が「ソ(G)」の音を示します。バイオリン・フルート・ピアノの右手など高音域の楽器に使われます。
- ヘ音記号(bass clef):二点の間の線が「ファ(F)」を示します。コントラバス・チェロ・ピアノの左手など低音域に使われます。
- ハ音記号(alto/tenor clef):記号の中央の線が「ド(C)」を示します。ビオラやトロンボーンなど中音域の楽器に使われます。
同じ五線譜でも音部記号が異なれば読み取る音が変わるため、楽譜を読む際はまず音部記号を確認することが基本です。音部記号は移調楽器への対応や読みやすさを考慮して選択されており、作曲家や編曲家が声部ごとに使い分けます。
使い方・例文
ピアノの楽譜では、右手のパートにト音記号、左手のパートにヘ音記号が使われており、両手それぞれの音域を効率よく表記できるようになっています。
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