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電解研削とは?

でんかいけんさく

電解研削とは、電解作用と機械的な研削を組み合わせ加工法で、工作物を電解液中でアノード溶解させながら砥石で除去することにより、難削材を効率よく仕上げる技術のことです。

電解研削(Electrochemical Grinding、ECG)は、電解加工(ECM)と砥石研削を融合させたハイブリッド加工法です。電解液(電解質水溶液)の中で工作物を陽極(アノード)、導電性砥石を陰極(カソード)として直流電流を流し、工作物表面を電気化学的に溶解(アノード溶解)させると同時に、砥石の砥粒によって溶解生成物(不動態皮膜)を機械的に除去していきます。

電解研削の特徴は次の通りです。

  • 加工の大部分(約90%)が電解作用によるため、砥石への機械的負荷が小さく砥石寿命が長い
  • 工作物への熱的・機械的影響が少なく、加工変質層や残留応力が生じにくい
  • 超硬合金・ステンレス鋼・耐熱合金など難削材の仕上げに適している
  • 通常の研削に比べて材料除去速度が速い

一方で、電解液の管理や廃液処理が必要なこと、工作物が導電性材料に限られることが制約としてあります。超硬チップ・医療用ニードル・タービンブレードなど、高精度と高能率の両立が求められる部品の製造に活用されています。

使い方・例文

超硬合金製の切削工具を高効率かつ低損傷で刃研ぎする場面や、医療用注射針の外径を精密に仕上げる工程で電解研削が用いられます。

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