陶芸箆とは?
とうげいへら
陶芸箆とは、陶芸において粘土の成形・削り・装飾に使う木・竹・金属などでできた薄い板状の道具の総称です。
陶芸箆(とうげいへら)とは、陶芸の制作工程で粘土を成形・削り・文様付け・仕上げするために用いる、木・竹・プラスチック・金属などで作られた薄い板状もしくは先端が尖った道具の総称です。「へら」とも呼ばれ、陶芸家の基本的な道具のひとつです。
箆はその用途によって形状や素材が異なり、一般的に次のような種類があります。
- 削り箆:轆轤成形後の器の外側や底を削って形を整えるための箆。先端が薄く鋭い
- 内側用箆:器の内側の曲面を整えたり模様を付けたりするための曲面状の箆
- 掻き落とし箆:化粧土や釉薬を部分的に掻き落として文様を作る箆
- 印花箆:先端に模様が刻まれ、押し当てて文様を転写する
素材としては、柔らかい粘土の成形には木や竹製の箆が向いており、硬くなった生地の削りには金属製が適しています。手轆轤・電動轆轤の両方で使われるほか、手びねりの成形でも活躍します。
箆使いは陶芸の技量を大きく左右します。特に「箆削り(へらけずり)」は器の形を最終的に決定する重要な工程であり、また「箆彫り」「箆押し」といった技法は装飾表現としても重要で、各地の伝統的な陶芸様式に特有の箆技法が存在します。
使い方・例文
陶芸教室でろくろ成形後に「箆で底を削って高台を作ります」と説明されるように、削り・仕上げ工程で日常的に使われます。伝統陶芸の解説では「箆彫りで文様を入れた」という形でも登場します。
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