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阿波国とは?

あわのくに

阿波国とは、現在徳島県に相当する律令国で、良質な藍の産地や阿波踊りの発祥地として知られます。

阿波国(あわのくに)は、律令制のもとで南海道に属した国で、現在徳島県全域に相当します。国府は現在の徳島市・名西郡石井町付近にあったとされます。

阿波国は古来より麻・楮(こうぞ)の産地として知られ、「阿波」という名もアサ(麻)に由来するとも言われています。近世には徳島藩(蜂須賀氏)が支配し、藍(あい)の栽培・加工が特産品として飛躍的に発展しました。江戸時代の阿波藍は「藍玉(あいだま)」に加工されて全国に流通し、藩の重要な財源となりました。藍商人(藍師・藍問屋)が財をなし、独自の文化を育てた歴史があります。

文化・芸能面では阿波踊りが全国的に有名です。毎年8月に開催される徳島市の阿波踊りは日本三大盆踊りの一つとされ、国内外から多くの観光客を集めます。「ヤットサー」のかけ声とともに連(れん)と呼ばれるグループが踊り歩く様子は、阿波国の誇る無形文化遺産です。

また、四国八十八か所霊場のうち1番から23番礼所が阿波国内に集中しており(「発心の道場」とも称される)、弘法大師ゆかりの霊場巡礼の起点でもあります。廃藩置県後は徳島県となり、現在に至ります。

使い方・例文

「阿波国(現在の徳島県)は藍の産地として江戸時代に栄えたと、日本史の授業や郷土史の資料で紹介されます」のように使われます。

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最終更新:

同じ読みのことば

「あわのくに」と同じ読みで、意味のちがうことばです。

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