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金彩磁器とは?

きんさいじき

金彩磁器とは、磁器の表面に金や金合金の装飾を施した陶磁器の総称で、格調高い輝きが特徴です。

金彩磁器(きんさいじき)とは、白磁色絵磁器の表面に金を用いた装飾を加えた磁器のことです。金の輝きによって作品に格調と豪華さを与え、宮廷や貴族の調度品、あるいは贈答品として世界各地で珍重されてきました。

金彩の技法はいくつかに分けられます。

  • 盛り金彩:金を厚く盛り上げて立体的な文様を表現する技法
  • 平金彩:金を薄く均一に塗り広げて光沢のある面を作る技法
  • 金銀彩:金と銀を組み合わせて文様に変化をもたせる技法
  • 腐食金彩:釉薬に金を溶かし込んで焼成し、発色させる技法

日本では有田焼(伊万里焼)の金彩が特に有名で、江戸時代にヨーロッパへ大量に輸出されました。ドイツのマイセン磁器やフランスのセーヴル磁器も金彩を多用しており、ヨーロッパの宮廷食器文化を形成しました。中国では明・清時代の官窯でも金彩磁器が盛んに作られています。

金彩は焼成後の低温(約800度前後)で焼き付けるため、色絵の上に後から加工することができます。現代でも高級食器や美術品として制作が続けられ、伝統工芸の象徴的な技法のひとつです。

使い方・例文

有田焼の金彩磁器は、白磁に繊細な草花文様を描いた上から金で縁取りを施したものが多く、婚礼の引き出物や贈答品として用いられます。

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