金平糖とは?
こんぺいとう
金平糖とは、砂糖を何層にも重ねて作られた日本の伝統的な砂糖菓子で、独特の突起を持つ星形が特徴です。
金平糖(こんぺいとう)は、砂糖を核となる小さな粒に少しずつかけながら回転釜の中で結晶化させ、表面に無数の突起(角)を持つ星形に仕上げた砂糖菓子です。その名はポルトガル語の「confeito(砂糖菓子)」に由来し、16世紀に南蛮貿易を通じて日本に伝来しました。
製造には高度な技術と長い時間が必要です。回転する傾斜釜に砂糖液を少量ずつ注ぎながら、コアとなる芥子の実や砂糖粒に砂糖を何十層も積み重ねていきます。突起が均一に形成されるよう職人が火加減や釜の角度を調整するため、完成までに数週間かかることもあります。
金平糖は色とりどりに着色されることが多く、各色にイチゴや抹茶などの風味がつけられているものもあります。その見た目の美しさから、茶道のお茶菓子や贈答品としても珍重されてきました。京都の緑寿庵清水など、専門店では伝統的な製法が今も守られており、特産品としても有名です。
ポルトガルから伝来した菓子の中でも金平糖は特に定着し、江戸時代には一般庶民にも広まりました。現代でも伝統菓子として親しまれ、日本独自の砂糖結晶技術の象徴的存在となっています。
使い方・例文
茶道の席で干菓子として出されるほか、お土産や贈り物として色とりどりの瓶入り金平糖が販売されています。
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