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酒粕漬けとは?

さけかすづけ

酒粕漬けとは、日本酒を絞った後に残る酒粕に野菜や魚などの食材を漬け込んだ伝統的な漬け物のことです。

酒粕漬け(さかかすづけ)は、日本酒の醸造過程で生じる酒粕を漬け床として用いる伝統的な保存食・漬け物です。奈良漬けがその代表例として全国的に知られており、ウリ・キュウリ・生姜スイカの皮など多彩な野菜が使われます。

製造の基本工程は次のとおりです。

  • 下漬け:材料をまず塩漬けにして余分な水分を抜く
  • 酒粕への漬け込み:みりんや砂糖を混ぜた酒粕に素材を埋め込む
  • 熟成:数ヶ月から数年間、常温または冷暗所で熟成させる

長期熟成により素材に酒粕の旨みと甘み・香りが移り、独特の飴色と芳醇な風味が生まれます。酒粕には酵素・アミノ酸・ビタミンB群が豊富に含まれており、素材の旨みを引き出すと同時に保存性を高める効果もあります。

魚を使った酒粕漬けも人気があり、西京漬けと並んで和食の定番として親しまれています。サワラやギンダラ、鮭などを酒粕に漬けた後に焼き上げると、ふっくらとした食感と豊かな香りが楽しめます。酒粕漬けは日本各地に地域独自のバリエーションがあり、郷土食としても重要な文化的価値を持っています。

使い方・例文

奈良漬けは酒粕漬けの代表例で、ウリを塩漬けにしてから酒粕に何度も漬け替えを繰り返すことで、独特の甘みと濃厚な香りを持つ漬け物に仕上がります。

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