配合禁忌とは?
はいごうきんき
配合禁忌とは、2種類以上の薬剤や成分を混合・併用することで有害な反応や効力の低下が生じる組み合わせのことです。
配合禁忌(はいごうきんき)とは、複数の医薬品・薬剤・化学物質を混合または同時に使用した際に、変色・沈殿・分解・力価低下・有害物質の生成などの問題が生じる組み合わせのことです。調剤・注射剤の混合・点滴配合において特に重要な概念です。
配合禁忌が起こる主な要因には以下のものがあります。
- pH変化:一方が酸性、他方がアルカリ性の場合に沈殿や分解が起こる
- 酸化還元反応:酸化剤と還元剤が反応して成分が失活する
- 金属イオンの影響:金属イオンがキレートを形成して沈殿する
- 溶解度の変化:混合によって溶解度が低下し沈殿が生じる
医療現場では、注射薬の配合変化(はいごうへんか)として知られており、点滴バッグや注射器の中で複数の薬剤を混ぜる際に生じる問題です。薬剤師や看護師は「配合変化表」を参照しながら安全な投与を確認します。
一般的な例として、カルシウム製剤と炭酸水素ナトリウムを混合すると炭酸カルシウムが沈殿する、抗生物質によっては他の薬剤と混合すると力価が低下するなどが挙げられます。患者の安全を守るうえで、配合禁忌の知識は医療従事者にとって不可欠です。
使い方・例文
点滴準備の際、薬剤師が配合変化表を確認し、炭酸水素ナトリウムとカルシウム製剤を同一ルートで投与しないよう指示するのが配合禁忌の典型的な場面です。
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