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郡上紬とは?

ぐじょうつむぎ

郡上紬とは、岐阜県郡上市(旧郡上八幡)で織られてきた手織りの絹織物で、素朴ながら温かみのある風合いが特徴の伝統的な紬織物です。

郡上紬(ぐじょうつむぎ)は、岐阜県郡上市(旧郡上郡八幡町)周辺で生産されてきた伝統的な手織りの絹紬織物です。清流・長良川の恵みを受けた地域で育まれた織物文化のひとつで、「郡上八幡紬」とも呼ばれます。

郡上紬の主な特徴として以下が挙げられます。

  • 手機(てばた)織り:職人が手機で一反ずつ丁寧に織り上げるため、量産品にはない温かみと個性がある
  • 素朴な風合い:節のある紬糸を使うことで生まれる素朴でざっくりとした質感が特徴
  • 先染め縞・格子:草木染めや化学染料を用いた縞・格子・無地が多く、落ち着いた色調のものが中心
  • 地元素材との結びつき:地域の自然・生活文化と結びついた素朴な意匠を持つ

郡上は「郡上踊り」で名高い文化的な土地であり、地域の染織文化も脈々と受け継がれてきました。全国的な知名度はほかの産地紬ほど高くはありませんが、手仕事の温かみと質実な美しさを求める着物愛好家や民藝ファンから評価されています。

紬全般と同様に、普段着・街着として気軽に楽しめる実用的な着物地でもあります。

使い方・例文

民藝や手仕事の着物に関心のある人が、産地を訪ねながら郡上紬の着物を求める旅をする、といった場面で登場する織物です。

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