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過蓋咬合とは?

かがいこうごう

過蓋咬合とは、上の前歯が下の前歯に過度に深く覆いかぶさる噛み合わせの異常で、歯や顎への負担が大きい状態です。

過蓋咬合(かがいこうごう)とは、上下の歯を噛み合わせたとき、上の前歯が下の前歯を深く覆ってしまう状態を指す不正咬合の一種です。正常な噛み合わせでは上の前歯が下の前歯の2〜3割程度を覆いますが、過蓋咬合ではそれが半分以上、または完全に隠れてしまうほど深くなります。「ディープバイト」とも呼ばれます。

原因としては、先天的な顎の形や歯の大きさのバランスのほか、幼少期の指しゃぶり・舌癖・口呼吸などの習慣が挙げられます。乳歯が早期に脱落した場合や、奥歯の噛み合わせが低い場合にも生じやすいとされています。

過蓋咬合が続くと以下のような問題が起こりやすくなります。

  • 下の前歯が上の歯肉に当たり、歯肉炎や歯肉の損傷が生じる
  • 顎関節への負担が増し、顎関節症につながる可能性がある
  • 奥歯に過大な力がかかり、歯の摩耗や破折リスクが上がる
  • 発音や咀嚼機能への影響が出ることがある

治療は主に矯正歯科で行われます。子どもの場合は成長を利用した床矯正や機能的矯正装置が用いられ、成人ではワイヤー矯正やマウスピース矯正が選択されます。重症例では外科的矯正治療が必要になることもあります。早期発見・早期治療が顎の発育への影響を最小限に抑える鍵となります。

使い方・例文

子どもの定期健診で「噛み合わせが深すぎる」と指摘された場合、過蓋咬合の可能性があるため、矯正歯科への受診が勧められます。

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