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過失とは?

かしつ

過失とは、不注意によって結果を予見できたのに防止せず、損害などを引き起こしてしまう法律上の状態です。

過失とは、法律上の概念で、本来払うべき注意を怠ったために、結果を予見または回避できたにもかかわらずそれを怠り、他人に損害を与えてしまうことを指します。刑法においては、故意(結果を認識しながらあえて行う場合)と対比される概念であり、過失犯として処罰される場合は原則として法律に特別の規定がある場合に限られます。代表的な例として、自動車の運転中に不注意で人を死傷させてしまう過失致死傷罪や、業務上必要な注意を怠ったことによる業務上過失致死傷罪などが挙げられます。

民法においても、不法行為責任が成立するための要件として過失が重視されており、加害者に故意または過失があったことが、損害賠償責任を問う前提となります。過失の程度は「軽過失」と「重過失(重大な過失)」に区分されることがあり、注意義務を著しく欠いた場合は重過失として、より重い責任が問われることがあります。交通事故の損害賠償では、当事者双方の過失の割合を数値化して賠償額を調整する「過失相殺」という考え方が用いられる点も特徴です。

使い方・例文

不注意による過失で他人にけがをさせてしまい、損害賠償を求められた。

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