近点年とは?
きんてんねん
近点年とは、地球が太陽に最も近い点(近日点)を通過してから次に同じ点を通過するまでの時間で、約365.25日の周期を持ちます。
近点年(きんてんねん、英: anomalistic year)とは、地球が軌道上の近日点(太陽に最も近い点)を通過してから、次に同じ近日点を通過するまでの時間間隔を指す天文学上の年の単位です。
その長さは約365日6時間13分53秒(約365.25964日)で、私たちが日常的に使う太陽年(春分から次の春分までの時間、約365.24219日)よりも若干長くなっています。この差が生じる主な理由は、地球の近日点の位置が長期的にゆっくりと移動しているためです。この移動は「近日点の歳差(近点移動)」と呼ばれ、約11万2000年かけて一周するとされています。
年の定義にはいくつかの種類があり、代表的なものを比較すると以下のとおりです。
- 太陽年(回帰年):春分点基準・約365.24219日
- 恒星年:恒星基準・約365.25636日
- 近点年:近日点基準・約365.25964日
- 交点年:昇交点基準・約346.62日
近点年は軌道力学や天体の運動を精密に扱う場面で使用される概念で、日食・月食の周期計算や惑星の軌道要素の解析において重要な役割を持ちます。
使い方・例文
天体力学の教科書や天文計算のプログラムで、地球の軌道要素を扱う際に近点年の値が参照されます。
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