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赤十字国際委員会とは?

せきじゅうじこくさいいいんかい

赤十字国際委員会とは、武力紛争や暴力の犠牲者を保護・支援するためにスイス・ジュネーブに本部を置く中立・独立の人道機関です。

赤十字国際委員会(International Committee of the Red Cross: ICRC)は、1863年にスイス人実業家アンリー・デュナンらによって設立された、世界最古の人道機関のひとつです。本部はスイスのジュネーブに置かれ、世界100か国以上で活動しています。

ICRCの主要な任務は次のとおりです。

  • 武力紛争下における傷病兵・捕虜・民間人の保護と支援
  • 戦争捕虜や拘禁者への面会・処遇改善の働きかけ
  • 家族の消息確認や音信不通となった人々の照会サービス
  • 国際人道法(ジュネーブ諸条約など)の発展・普及・遵守の促進

ICRCは中立・独立・公平を基本原則とし、すべての当事者から信頼を得ることで人道的アクセスを確保します。法的根拠はジュネーブ諸条約(1949年採択・196か国批准)とその追加議定書にあり、ICRCは条約上の役割を与えられた唯一の人道機関です。

一般的な赤十字・赤新月社(各国に存在する国内組織)とは別組織であり、国際赤十字・赤新月社連盟とも区別されます。ICRCはノーベル平和賞を1917年・1944年・1963年の3回受賞しており、国際人道法の守護者として独自の国際的地位を持っています。

使い方・例文

紛争地域で捕虜収容所の視察や医療支援を行う際に「ICRCが現地入り」という形でニュースに登場します。また戦時中に家族と離散した人々の消息を調べる「赤十字通報」もICRCのサービスです。

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